看護部長
認定看護管理者
田中節子(たなか せつこ)

看護部長のご挨拶

私たち看護師が看護をしているのは、生身の人間です。プログラムされている訳ではないので、イレギュラーな事がたびたび発生します。看護の理論は様々ありますが、これをやっておけば大丈夫というオールマイティなモノはありません。困って迷う事は当たり前にあります。そこで踏みとどまり、冷静に何が起きているのか、どう対処すればいいのかを真剣に一生懸命考える力がとても大切です。そのため、土台になる知識を深める学習をずっと続けて自分自身を支える必要があると考えています。医療情勢は変化しています。昔と同じやり方は通用しません。「変えていかなければならないこと」と「変えてはいけないこと」を見極めて、考えた看護をする集団を育てていきたいと思っています。また、何かあっても立ち直れる力であるレジリエンスを鍛えて、しなやかな看護部門になりたいと思っています。

医療は、常にチームで仕事をしています。多くの職種が患者さんやご家族を支えています。コロナ禍の中では今までになく制限が多くなっています。コミュニケーションを大切に医療チームとしての対応を行い、当院の理念である「私たちは脳神経外科医療の専門家として十分な医療を提供し社会に貢献します。」を進められるように努力していきます。

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